2012冬アニメ
今期アニメの第一話をひととおり見たので感想文。
「抱腹絶倒シンフォギア」として一部で大人気。僕がプレステのRPGで唯一途中で投げなかったワイルドアームズを世に送り出した金子彰史氏が原作ほか諸々担当してるだけあって、演出がゲーム的でよく言えば斬新、悪く言えばテンポ悪い。ゲームデザインの方法論をアニメーション作品に持ってくるとどうなるかってところが見所。ヒロインが歌いながら闘う。お腹痛い。
▼探偵オペラ ミルキィホームズ第2幕
上級者向けアニメ待望の第二期。雰囲気はデジキャラットとかギャラクシーエンジェルとか、やってることは銀魂とかそんな感じ。二期になってぶっ飛び具合が加速してるように見えて、実際のところ"雑"になってんじゃないのかと思ってしまう。
▼偽物語
神谷浩史物語の第二弾。化物語もそうだったけれど、ものすごく面白い。会話で魅せるアニメはいいね、とか言いたいけど二期になって女性キャラをより扇情的に描くようになった。演出は相変わらずの新房節だけどアクが少し弱くなった印象なのはシャフトになれてしまったのだろうか。
▼パパの言うことを聞きなさい!
主人公が大学生という設定は大好物なんだけど、今回はロリメインということでそっち方面では盛り上がるんじゃないかなと思うけれど、実は設定が結構重そうなブヒブヒアニメ。三歳の子が出てくるけど、全員6~7歳くらいの設定にしてもらえると助かる。
ラーメンタイマーアニメ。ももせたまみのせんせいのお時間、私屋カヲルのこどものじかんなど、ロリ+αで攻めてくる作品にはあまり見受けられなかった頭脳は子ども、見た目は大人なロリ男子アニメ。見所は主人公のクラスメイトとデコビッチあたりか。
▼ポヨポヨ観察日記
おるちゅばんエビちゅに代表されるように動物と4コマ漫画の親和性は高く、このアニメの主人公も球体猫と呼ばれる動物であり、内容も猫かわええというような話で、声優の大谷育江がすべてをもっていくアニメ。
代表エピソード「男子高校生と文学少女」を杉田声で見られただけで満足。無理して30分アニメにするより15分とかにしたほうが光ったような気がする。あと僕も昔男子高校生だったけどひとりでサターンとドリキャスやってたのでこの日常はフィクションですね。
ロボが出てきた時点でまーたサンライズかと思ってたけど、XEBEC×佐藤竜雄と知って、ナデシコとステルヴィアを思い出した。わりとシリアスになりそうなシーンでもギャグを散りばめていて少女操縦のロボがジャーマン・スープレックスをかますあたりにこれからが期待できそう。
帰ってきたおねティ。黒田たらくコンビの王道物語は新参オタクから古参オタクまで幅広い世代が安心して鑑賞できる作りになっているはずで、いまから薄い本が楽しみ。
▼Another
推理小説というか本をあまり読まない僕にとって綾辻さんは空の境界の解説文の人という印象なんだけど、お話は面白そう。今期アニメの中で唯一一般枠なんじゃないかと思うほど落ち着きのある描写でついついオチを考察してしまう。伏線が非常に分かりやすいが、これからどう転がっていくか楽しみな作品。
以下、未視聴
▼妖狐×僕SS(犬僕シークレットサービス)
▼ハイスクールD×D
新番アニメが始まるたびに地方在住の僕は深夜枠の豊富な首都圏を羨ましく思っていたけれど、インターネット配信の普及で随分と視聴環境が改善された。特に今期はほとんどニコニコ動画とバンダイチャンネルでカバー出来るので1週間という縛りはあるものの時間を気にせず、妻に居間のテレビを占有されても場所も気にせず放送中のアニメを視聴できていることは非常にありがたい。本放送とは数日から数週間の開きが出てきて前期アニメを消化しきれていない内に今期に突入されるのは盛り上がり的にもネタバレ遭遇的にも歓迎されるものではないけれど、いい時代になったなぁとつくづく感じる。
とりあえず今期は、
▼偽物語
あたりを本腰入れて視聴しようと思う。