2016年冬アニメ感想

いきなり2015年のアニメの話で恐縮なんですが、ディードリットの中の人がブログでオススメしていて気になっていた『六花の勇者』をようやく見ました。見始めたらクソ面白くてついつい1日で全話視聴してしまいました。最終話を見終えて初めてこのアニメが既刊6巻のうち最初の1巻分だけの話だと知り、そんなん原作買ってまうやろーずるいわーとkindleで全巻購入しました。遠足は家に帰るまでが遠足であり、六花の勇者はアニメを見て原作を全巻買うまでが六花の勇者なのです。

さて、普段はアニメのインプレッションだけで感想なんて書かないんですが、そろそろ記憶力に自信がなくなってきたのと、年齢を重ねるごとになにかを書き残さなければという思いみたいなものに支配されていくような気がしてならないので書いてみることにします。そんなわけで今期一番面白かったアニメの感想です。

この素晴らしい世界に祝福を!

今期一番面白かったです。物語導入部分では主人公はヘタレな印象なんですが、声優のおかげなのかなんなのかまったくそんなことはなく、むしろ主人公を取り巻くキャラのほうがいい感じに狂ってるあたりがバランスが取れてていいですね。お涙頂戴の中途半端なシリアス展開を入れずに底抜けに明るいギャグ作品としたことでとても楽しませてもらえました。雨宮天は作品に恵まれていないとどこかの誰かが言っていましたが、女神アクアは彼女の代表的な役になるんじゃないでしょうか。そして特筆すべきは女騎士ダクネスの存在です。女騎士のいわゆる「くっ、殺せ」系のエロ作品はいつ頃がその起源なのか知りませんが、まさか私がその属性を持っていたとはこの作品に出会うまで意識していませんでした。なによりそこらへんのなんちゃって女騎士ではなく、ロールとしてのタンク、いわゆる盾なのでエロい女騎士のお手本のようなキャラなのではないでしょうか。世間一般的にはめぐみん派が多そうですが、私はダクネスを推していきたいです。あとは三石琴乃サキュバスがエロかったです。エロくて面白いってことは有史以来とても重要なことなのです。

仲間内の間ではおそ松さんの評価が高かったです。あとは教えてギャル子ちゃんにおける肉子の存在とかよかったと思います。だいたいこんな感じ。