まとまらないエロ

「エッチなお姉さんとの戯れが月額315円」という提灯記事を見たときに、そういえば最近の中学生のエロ媒体って携帯なんだろうかと漠然と思ったりした。

ガキのころのエロ媒体といえば、どこからともなく友達が拾ってくるエロ本だった。その仕事ぶりはもはや「拾い職人の朝は早い」みたいな状態だった。あのころ、エロはそういった特別な存在で非日常だったんだけど、今はどうなんだろう。少年たちのポケットのガジェットにはエロが詰まってたりするんだろうか。それとも自分用のパソコンがあって、そこからワールドワイドウェブなデジタルエロを取得しているんだろうか。それだと今の僕と何の代わりもないので、なんかイラッときて悲しい。あぁ、そうか、早い子はもうセックスか。そうかそうか。

深夜夜更かしして、テレビに布団を被せて光が漏れない状態でギルガメとかトゥナイト2とか見たり、友達から借りたVHSのAVがバレて問い詰められてテンパって「なんでよ! なんで濡れ濡れファック見たらダメなの!?」とかタイトルを大声でいったあげく逆上したり、友達から借りたエロ本に「俺ここで!」みたいなフィニッシュポイントが書いてあったり、なんかそんなことを思い出して苦笑した。

最初は「最近のガキは簡単エロでいいですね!」みたいなことを思っていたけれど「中学生です。携帯でエロ動画を見たいのですが、フィルタリングがかかっていてみれません。」とかいう知恵袋を見たりすると、なんか素直で馬鹿だし、いろいろあるんだろうし、そこらへんの話を男女問わず、小学生とか中学生からヒアリングしたい。決して他意はない。