絶対リモサポ黙示録

弊社の課長の息子さんのiPod touchWi-Fi接続がうまくいかないと言うことでサポートを頼まれていたので、定時に退社後、会社から車で一時間ほどの課長の家まで出張サービス残業みたいなことをしてきた。

いつの間にか無料サポやらされてイライラするハメになったりするので「でも、パソコンお詳しいんでしょ?」みたいな話には極力関わらないようにしてきたけど、でも、中学生の子どもがせっかくお父さんに買ってもらったガジェットをまともに使えていない状態というのはものすごくかわいそうな気がして、今回はそれで引き受けたのだけど、結果的に接続は全くうまくいかなかった。ワイファイとかタッチとか今まで触ったことはなかったが、出来ないということがとても悔しかった。帰りがけになんかケーキとか持たされるし、すごく情けなかった。なんか助けを呼ばれて「しょうがないなー」と渋々出てきたヒーローがあっさり負ける感じ。恥ずかしい。「もう絶対知人に組んでやらねぇ」って言葉はそんな思いどおりにならない憤りからくる部分もあるのかもしれない。

作業の途中、フレッツ光のリモートサポートサービスに電話した。僕は普段サポセンを使うことがないのでその便利さを軽視していたけれど、プロの有料サポートはやっぱりすごかった。遠隔操作用のソフト入れて、あとは向こうがリモートで乗っ取ったマウスを動かしながら電話で説明した。フレッツ光のサービスなのにパソコンに関わるおおよその周辺機器についてサポートできますよと窓口の女性は答えていた。まぁ、彼女の健闘も虚しくサファリさんは繋がらなかったけれど、僕が想像していた以上にスムーズに仕事が進んでいくので、電話を切ったあと狐につままれた気分だった。

教訓としては、他人のマシンを触るときはググるよりサポセンに電話したほうが早い。
僕のようなググるカスよりサポるボスのほうが賢い選択だ。