家計簿とマスターマネーと家計と会計の話

なんかこないだの日曜日に嫁さんの逆鱗に触れたらしく、今週から7日間は自宅で一日15分しかインターネットできなくなりました。 ライフハック記事のタイトルとかにありそうですね「1日15分で毎日続くオナニー術」とかそんなのこと考えたら、僕わりとそんな感じでした。 あまり長いこと端末持ったままトイレに篭ると怪しまれますから、スピードが命ですね。「君の右手が止まったらこのバスは爆発して多くの命が失われてしまう!」って横からキアヌ・リーブスに言われてる覚悟で望むと中だるみしないんじゃないでしょうか。関係ないですけどオナニーの暗喩として右手がよく登場しますけど、この右手というのは利き手のことであって、左手が利き手の人からしたら、そーゆーぎこちないのがいいの?みたいな話になるんですけど、実際まわりの左利きの友達にアンケート取るとお箸は右で鉛筆は左、ギターは右でオナニー左って人とかいて、結構バラバラなので、やっぱりオナニーの暗喩は右手ってことでいいのかもしれませんし、でも世の中にはダブルプレイヤーとかいますし、そもそも一切触れない系の人とかもいて、ちょっと妄言が長くなりましたけど、やっぱりいつ何時でも400字詰め原稿用紙換算で5枚くらいの妄言を書けるようになりたいですね。

そんなわけで家計簿の話です。最近また家計簿つけてますお金大好きなので。家計簿つけたところで入ってくる収入が増えるわけではないですし、レシート見ながらちまちま打つのはめんどくさいですけど、 めんどくさいからこそレシート出ないところではモノを買わなくなりますし、嫁さんにクレジット明細も開示するので不要なオナホを買わずに必要なローションだけ買うことに専念でき、 結果として出ていく予定だったお金とかなんらかの体液ないし液体ってのを劇的に減らすことが出来てトータル的に見てお金増えるし増えた分でラブドールと巡るオリエント急行の旅とかの予算に当てたい。 結局のところ家計簿はお金のレコーディングダイエットみたいなもんで、今までは気にしなかったものを気にすることで体質を変えていきましょうよって話です。 ちなみに僕が稀によく食べてる松屋牛めし(特盛)は1348kcalあります。某メガ盛りを抜いて国内牛丼のトップカロリーらしいので、みんなでもりもり食べて失われた20年を取り戻すべき。

家計簿ソフトと家計と会計の話を少しだけ。僕が使ってるのはマスターマネー6家計版というWindows用ソフトです(Mac版もあります)。iOSAndroidの家計簿アプリなんて腐るほどあるんでしょうけど、基本的に外出先で家計簿入力なんてやってられないですし、 ただでさえめんどくさい処理なのだから、大きな画面とハードウェアキーボード使って入力したほうが健全です。あと、簿記の知識なんてまったく要りませんが簿記を学校とかで習ったことがある人間なら馴染みやすいです。 マスターマネーは家計簿ソフトというより資産管理の側面が強いので、銀行口座やら現金(財布)やらクレジットカードやらローンやらの入力を求められます。 うちの嫁さんがやってる家計簿ってのはたぶん毎月○万円という生活費の中身を細かく内訳した、言うなればお財布のライフログみたいなものだと思いますけど、 マスターマネーの場合はそこからさらに広げて銀行口座とかお金に関係ある部分は全部数字で管理してしまいましょうっていうソフトです。 このシステムが強烈なのは一体いま自分にどのくらいの負債があるのかということが一目瞭然なところで、たとえばクレジットカードという魔法のカードは使った時点で借金してるのにそれをそうだと思わせない魔法がかかっています。 車や奨学金のローンにしても、毎月の支払額はわかるものの、一体あといくら払えばいいのかとか、手持ちの現預金の総和が借金に対してどのレベルなのかとか、これからの収入予定がいくらで支出予定がいくらなのかとか、より長期的に見たときに、 預金口座やクレジット口座、ローン口座まで管理できるソフトはライフプランをシミュレーションする上で非常に有用であり、逆にそこが欠落してる家計簿アプリとかソフトなんてじゃぽにかお小遣い帳レベルでもいいと思います。

まだ子どもがいないので、本当は収支の発生を「夫」や「妻」などに分けて部門別損益計算書を作りたいなと思ったのがマスターマネーを買ったときの動機なんだけど、実際はそんな運用をシステムが想定していませんでした。 生計をともにする家族というのは、企業で言うところの一部門みたいなもんで、そもそも部門別にわけるなんてことはしなくていいし、 もしも本気でそれをやるなら「夫」「妻」それから管理部門として「家」という三部門を作って、家事炊事を含めた労働に対して管理費を決めてそれぞれに分配計上して損益出しましょうって話になるんですかね、ユーキャンで簿記の資格取ったことないのでうまいやり方が見つかりませんけど。で、もし妻部門が二期連続で赤字とかになったら切り捨てようか?みたいな話になるんですかね。 とりあえず、この収支の発生先を複数に分けるって処理自体が出来る家計簿が僕とぐーぐる先生の力では発見できませんでした。弥生会計とかの会計系ソフトとかになると出来る気がしますけどそもそも高いし、 減価償却とか簿価の考えのない家計簿にそこまでやる必要性を感じませんけど、やったらやったで貸借対照表片手に 「いやいやこのアーケード筐体は資産だから」とか「いやいやこの同人サークルは5年後に型月みたいになるから、これは投資」とか嫁を説得するんですかね。 僕の嫁さんは高校卒業まで僕とまったく同じ教育を受けてるはずなのに全然理解してくれないと思いますし、そんなことばかり考えてるから「あなたは姑みたいね」とか言われてインターネットが1日15分とかになるんじゃないですかね。