もはやザ・インタビューズという糞サイトにマジレスするためにはインタビュアーの可視化しかない

ザ・インタビューズは優れたツールであるが、ペーパーボーイアンドコーという会社のやり口が心底嫌いになった。 顔の見えないインタビュアー(魂不在)をこれほどまでに薄ら寒いと思わせた罪は大きい。 いままで惰性で付き合ってきたがこれが最後の「聞かれるなら答えます」だ。

以下、ザ・インタビューズから抜粋

「STEAMのセールが終わってしまいましたが、PCゲーに対する近況、想いなどあれば教えてください。」

冬のホリデーセール終わってしまいました。そして、どうやら円高も終わりそうです。その昔、Audiosulfのdemoが遊びたくて登録したsteamでしたが、その後長らく放置していました。先日、たまたま新しいグラボに換装したのと、年末年始暇だったのと、ちょうど円高でstemaのセールがさらに安くなってたという好条件が重なったので、スカイリム地方に篭っていました。メインクエストをクリアしたら途端にやらなくなっちゃいましたが。DLC買ったのにどうしよう。他のゲームも結構買いました。今年中にはやろうと思います。今はななぽストアとかを参考に同人ゲーを漁っています。犬丼帝国のHellsinker以降、僕の中でヒット作出てないですけど。ヴァンガードプリンセスのスゲノトモアキ氏の生存確認したいです。

ここ1~2年、コンシューマーやアーケードも含めて、ゲームというものに熱中しなくなっちゃって、なんかすごくそれに焦りを感じていて、面白いゲームを探しまくっていました。ファミ通をペラペラめくってみても、4亀をスクロールしても、テックジャイアンとプッシュに載ってるべっかんこう絵を舐めまわしても、やりたいと思えるゲームに出会えずにいました。きっと歳をとったせいだと思うことにしました。ゲームを購入する前から、どうせああなってこうなってこういうことだろそれ○○でやったよって思っちゃうんですよね。一度体験済みのことを金を出してもう一回体験するってのは時間の無駄だなと思ってしまうんですよね。でも時間を無駄に浪費することこそがゲームのあるべき姿なのに、なんかゲームって素晴らしく崇高なものだって想いが一人歩きしてるような状況でした。

まったくゲームをプレイしていないのに、今の日本のゲーム業界に絶望していました。龍が如くとかいう暴力ゲームがセガから出てもてはやされてる意味がわかりませんでした。洋ゲーに馴染めないままでした。銃で人を射殺して血しぶきを出させることの何が楽しいのか、残虐描写の何が楽しいのか、なんでそんなものが蔓延しているのかわかりませんでした。アダルトゲームはなんかもうみんな同じような絵に見えてきて、どいつもこいつも紙芝居かよ、なんなんだよそのぺらい設定とタイトルは、おめでてーなと思っていました。アーケードゲームは金の無駄だな虚しいなと感じることが多くなってやらなくなりました。僕はきっと子どものころから経験や体験や感動を与えられすぎてしまったのだと思います。

昔のゲームは面白かったです。でも、ゲームは今も昔も面白いはずです。ただ、大人は効率よく金と時間を使おうとします。そこでは評価の低いゲームをプレイするなんていう愚考は排除されます。昔はサタマガドリマガ提灯記事からゲームの購入を判断するしか少なくとも僕には術がありませんでした。今は様々な人が様々な方法でゲームのレビューが出来るようになりました。もっといえばゲーム画面を録画して実況配信することも手軽にできるようになりました。もうその時点でお腹いっぱいです。子どものころ、僕はセガのゲームがやりたかったのか、それともよりベターな方法で暇を潰したかったのかわからなくなりました。たぶんゲームは最先端の娯楽だったと思います。でも今は違う気がしています。暇をつぶしたいってのは人間の欲求です。その欲求のレベルが年齢を重ねるごとにランクが上がっていってる気がします。コンピューターゲームとはなんぞやと言われたら、他人の言葉を借りてきて「欲望のシミュレーター」だと答えます。笑いたい泣きたい感動したいおっぱい見たいセックスしたい犯したい射殺したい作業したい実績コンプしたい、全部欲望です。当然、ゲームには欲望に答えるだけの器に限界があります。もう僕はその器にはおさまりきらないほどの欲望を抱え、杯から溢れ出して、きっとそれがゲーム業界への絶望という形に変わってしまったのだと思います。

僕は面白いゲームを探しているわけではありませんでした。 僕は欲望を満たしてくれるシミュレーターを探しています。